都立高校への勉強法 理科

理科では、厳密に考える思考力が要求されます。用語の暗記など、暗記中心の勉強ではたちうちできません。入試レベルの問題演習が重要な科目です。

60点程度を狙う場合

方針
・まず、得意分野をつくる。
理科では、物理、化学、地学、生物から、まんべんなく出題されます。まず、得意な分野から、入試レベルに引き上げましょう。

中2の化学、生物の対照実験、電流、運動を勉強しておきましょう。
これらは、非常に出題頻度が高い分野です。入試直前は、必ず勉強しましょう。

勉強法
物理、化学、地学、生物から、得意な分野を選び、入試レベルまで引き上げましょう。生物や化学では、中1から中3までの知識を組み合わせる問題も出題されます。「1年生の復習をする」というように学年別に復習するより、「生物分野を復習する」というように分野別に勉強する方が、早く問題が解けるようになります。

・最初に、教科書準拠問題集や学校のワークなど、基礎的な問題集で、教科書の復習をしましょう。理科が苦手な人には、「中間・期末の攻略本」(文理)がおすすめです。

・基礎ができたら、公立高校の入試問題が載っている問題集も解きましょう。「合格BEST 理科」(新興出版社)は、教科書レベルから入試レベルへと無理なくステップアップできる問題集です。

化学、生物の対照実験、電流、運動は特に重要です。過去問や模擬試験の問題も解き直しておきましょう。


70点程度を狙う場合

方針
・公立高校の入試問題を数多く解く。
都立高校の理科では、一見、難しげな問題が出題されますが、どの問題も、問題文をよく読み、教科書レベルの問題と照らし合わせれば解ける問題です。知識の暗記というより、読解力、論理的な思考力、計算力などが試されている問題です。入試問題を数多く解くことで、冷静に問題を考えられるようになります。

・計算、作図、記述問題をとばさない。
計算や作図に苦手意識を持つ受験生が多いですが、非常にもったいないです。計算や作図は、与えられたデータを使えば、予備知識が少なくても解くことができるからです。

勉強法
・公立高校の入試問題が載っている問題集を、くり返し解きましょう。「ハイクラス徹底問題集」(文理)などがおすすめです。

化学、生物の対照実験、電流、運動は特に重要です。過去問や模擬試験の問題も解き直しておきましょう。

・計算や作図の対策をしましょう。
理科の計算問題は、大半が、比例の計算か、飽和曲線の計算で解けます。電流、化学、地震では比例、溶解度や湿度では飽和曲線を使います。力学では二次関数のグラフも考えられますが、まずは無視してもいいです。出題頻度が高い、電流、金属の燃焼、湿度の問題を問題集からピックアップして練習しましょう。

・過去問や模擬試験で、記述問題を間違えたときは、必ず解き直して、塾や学校の先生に見せましょう。


80点以上を狙う場合

方針
・深い洞察力を養う。
都立高校の理科では、大半が基礎的な問題ですが、なかには、厳密な思考が要求される応用問題も出題されます。

勉強法
・過去問や模擬試験で間違えた問題のコピーをノートに貼り、なぜ間違えたのかメモをしておきましょう。

・直感では解けない問題(国立高校や難関私立の問題など)にチャレンジすると、深く理解できるようになり、ぶれずに問題を考えられるようになります。ただ、他の科目とのバランスもあるので、
理科に時間をかけ過ぎないようにしましょう。


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